2016年1月11日(月祝) |
リビングアートフェスティバル |
障害者も健常者も分け隔てなく一緒に楽しめるアートイベント!
歌や音楽、演劇、ダンス、お笑い、ワークショップ、シンポジウム盛り沢山のフェスティバル!
出演者タイムテーブル(予定)
12:30 開場
13:00 障害者と健常者のための演劇ワークショップ(今井尋也)
13:30 ろう者の踊り手!(MiChi)
13:50 「ダンスは誰でも楽しめるもの!」(STEP IN THE LIFE)
14:20 障害者と健常者のための即興音楽セッション!音楽ワークショップ(片岡祐介)
15:30 ラップ、演歌、盆踊り、コント、パワフルダンス!(はっぱ隊)
16:00 ミニシンポジウム「芸能の原点は障害者芸術だった!?」(司会:今井尋也、江原顕ほか)
16:50 D−1グランプリ優勝のダンス・演劇・喜劇で魅せます!(かたるべ会)
17:30 筋ジスと闘い歌う魂の歌(AYAKO&ギター)
19:00 終演予定
※時間は目安です。当日の状況により前後することもございますのでお早めにお越しください。
リビングアートフェスティバルvol.2
2016 年1 月11 日(月)13:00〜19:00
【会場】横浜にぎわい座 のげシャーレ(横浜にぎわい座 B2F)
横浜市中区野毛町3-110-1TEL: 045-231-2525
JR 線・市営地下鉄線「桜木町」駅下車 徒歩3 分「野毛ちかみち」南1 番口より80m
京浜急行線「日ノ出町」駅下車徒歩5分
【入場料】無料
※出演順は随時WEBで発表します。
出演
はっぱ隊、STEP IN THE LIFE、AYAKO、MiChi、片岡祐介、
ともだちの丘えんげきぶ、今井尋也、かたるべ会、江原顕、ほか
※当フェスティバルのボランティアスタッフを募集しています。イベントの企画・運営から当日の受付・誘導等、ふるってご参加下さい。お問い合わせは下記まで。
【お問合せ・予約】…ともだちの丘えんげきぶ(今井)
【電話】…080-6705-1359
【E-mail】…info@livingart.red
【H P】… http://www.livingart.red
【主催】…ともだちの丘えんげきぶ/リビングアートネットワーク
【協力】…NPO 法人げんき/メガロシアター/ステージオフィス横
浜/吉松章/小池健太/港北区障害者地域活動ホーム ともだちの丘
/リビングアートフェスティバル実行委員会
【助成】…横浜市地域文化サポート事業・ヨコハマアートサイト2015
出演者の紹介
AYAKO
小学校の頃から歩き方がおかしくなり、周りと違っていく自分に気づく。病院を転々とするも原因はわからず、20 歳のときに進行性の難病筋ジストロフィーが判明。
やがて歩けなくなり、寝たきりになると医師から告げられ、人生のどん底に落ちる。しかし、今を全力で楽しく生きていこうと「筋ジスと闘い歌う」と掲げ、現在は講演ライブを各地で行い、病気・障害の認知活動を幅広く行っている。
MiChi
ろう者踊り手。リズムのとりかた、メロディーとの聞き分けが出来ないが、音楽は大好き。高校時、ダンス部に所属し、各種プロダクションに所属申請するが聴覚障害者というだけで門前払いとなり、ダンスから遠さがる。社会人になり手話パフォーマーHANDSIGN との出会いによりダンス熱再燃。
手話教師、心理カウンセラー、精神保健福祉士の領域でも活躍中。
STEP IN THE LIFE、
横浜を拠点に、スペシャルな( 障がいのある)方を受け入れて活動する本格的なダンススクール。代表はダウン症児の母。
「ダンスは誰でも楽しめるもの!」をモットーに、スペシャルな方達も楽しめるイベントを行い、障がいと健常の壁を無くすことを目標に活動中
はっぱ隊
2008 年に神奈川県立瀬谷養護学校大和東分教室で結成されたパフォーマンスグループ。藤沢養護学校の卒業生も加入し、12 名で活動中。横浜を中心にたくさんのイベントに出演し、旭区のD-1 グランプリで3 度グランプリを受賞。
ラップ、演歌、盆踊り、コント、パワフルダンスなど、何でもあり!
かたるべ会 かたるべ会では就労を目指しながら、職域開拓として様々な活動をしています。
今回はD−1グランプリに出た3組(ダンス・演劇・喜劇)が出演します。
演劇や喜劇では一人ひとりの特徴を活かし、役作りをし、毎週練習に取り組んでいます。2014年度、2015年度のD−1グランプリではそれぞれがグランプリを受賞しました。ダンスはオリジナルダンスでストリートや大学でも踊っています。
余暇ではなく、職域開拓・仕事として取り組んでいます。
今井尋也(演劇ワークショップ)
リビングアートネットワーク代表。幼少期より能を学ぶ。国立能楽堂、東京芸大を経て小鼓演奏家として国内外で活躍中。主宰のアートパフォーマンスユニット「メガロシアター」では演出を担当、海外の演出家の舞台に役者として出演するほか、現代演劇やミュージカルの作・演出作品も多数。知的障害者の劇団「ともだちの丘えんげきぶ」の演出を15年間続けている。 http://www.megalo.biz
片岡祐介(音楽ワークショップ)
音楽家。少年時代に独学で、木琴やピアノの演奏をはじめる。商業的なスタジオミュージシャンを経て、1997年〜2000年に岐阜県音楽療法研究所に研究員として勤務。障害者施設や高齢者施設、病院などの様々な場所で、即興音楽セッションを行う。NHK教育テレビの幼児向け音楽番組「あいのて」にレギュラー出演。著書に「CDブック 即興演奏ってどうやるの」(野村誠と共著:あおぞら音楽社)。
江原顕(シンポジウム)
共生プロモーター、社会福祉士。社会がもたらす障害をなくしたい。役所に勤務し障害福祉に携わる。K-POP をこよなく愛する。山口出身。
リビングアートフェスティバルvol.1
2015 年12 月22 日(火)13:00〜16:00
【会場】大倉山ともだちの丘
※ vol.1の出演はともだちの丘えんげきぶのみです。シンポジウムあり。
ともだちの丘えんげきぶ
ともだちの丘えんげきぶは横浜市港北区障害者地域活動ホームとも
だちの丘で活動するアマチュア演劇部です。日頃の訓練実習や自立支援実習等の合間に、演劇を楽しもうと14 年前に発足しました。
普段は話すことができなかった方が話すようになり、笑うことのな
かった方が笑うようになり、大きな声で歌っていたら動かなかった
足が動くようになったり、僕らにしかできない演劇の瞬間を日々楽しんでいます。
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2015年11月28日(土) |
リビングアートシンポジウム |
私達はリビングアートを実際に目に見えるものとするために
12月22日と来年の1月11日に横浜でリビングアートフェスティバルを開催します!
そこを目指して話しておきたいことを、みんなで話したくて、共有したくて、シンポジウムを開催することにしました。
まずは障害者と社会、そして文化活動がどのように関わってきたのかを探ります。
遠く古代から現代まで、そして現在の問題が何なのか、リビングアートの可能性はあるのか
ゲストコメンテーターは江原顕さん
江原さんは
社会がもたらす障害をなくしたいと役所に勤務し障害福祉に携わっています。
K-POPをこよなく愛する共生プロモーター、社会福祉士です。
司会は私、リビングアートネットワーク代表の今井尋也です。
もちろん障害のある方もない方も自由に参加することができるシンポジウムです
後半は参加者全員で話し合う時間も作りたいと思っています。
どうぞお気軽にご参加ください。
どんな方でもウエルカムです!
リビングアートシンポジウムvol.1
「葦の船」
11月28日(土)15時〜17時
場所:関内長者スタジオ
横浜市中区長者町2−5−4−204
入場無料
問い合わせ 080−6705−1359
jinya1@megalo.biz |
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日本で一番古い書物の「古事記」によれば、日本で最初の男神、女神、聖書にたとえればアダムとイヴに当るイザナミ、イザナギ二神の間に生まれた最初の子が、どうも未熟児のCPだったらしいのです。3歳になっても体がグニャグニャなので、ヒルコと名付けられます。水田などに住んで人や動物の血を吸うヒルです。このヒルコは葦の船に乗せられて海に流されて、歴史の上からは姿を消してしまいます。
そのヒルコが後の時代になって、民間伝説の中ではエビスと名を変えて、福の神としてリハビリテーションするのです。葦の船が無事に岸に流れついて、そこで魚釣りの神となったという話です。新しい国造りに忙しい当局者から消されたものが、庶民の力によって復活させられたのです。
その他にも日本神話には、スクナヒコノミコトとかクエビコとか、小人だったり、歩行不能者であることを思わせる神がいます。身体に障害があっても、優れた頭脳の持ち主として登場しているのです。
民間伝説といえば福子伝説というのが日本各地に存在しています。障害児が生まれるとその家は栄える、という言い伝えです。そうした子供が生まれると、その子が一生困らないように……と、家族全体が心を合せて仕事に励む結果が、その家を栄えさせることになるのでしょう。その家族にとっては非常な努力と苦労の結果に違いないでしょうが、近所から見ると、いかにも障害児が福を招き寄せるようにも見えたのでしょう。見方を変えると、この福子伝説の広がりが、障害児たちを生かすことに役立ったことになるのだと思います。
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